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大野村農園のつれづれ日記
農業の事、いのちの事、ふるさとのこと、家族のこと…。facebookに綴った過去の日記の厳選バックナンバーです。
今年も相馬市に大雪がきました
あらすじ:雪があまり多くない地方とはいえ、ひと冬に1度か2度は必ず来る大雪の日。9棟ある全てのハウスを揺すり雪を降ろすという、実に原始的で途方に暮れる作業。手の感覚もなくなり、じんじんしてくる。
と、そこに一面銀世界の雪の中を遠くからまるで映画の1シーンのように歩いてきたのは…
幻の伝統野菜「相馬土垂(そうまどだれ)」の復活
あらすじ:福島県の文書に言葉としてだけ残ってあった相馬唯一の伝統野菜「相馬土垂」。しかし、地元の人に聞いても、それを栽培している人どころか、名前すら知っている人はいなかった…。それでも、わずかな可能性に期待して探し続け、ようやくこの日が来ました。
イタチがヒヨコ小屋にやってきた
あらすじ:ある朝、小屋に入ると無残なヒヨコたちの姿。天敵であるイタチの仕業だった。あれこれ悩み、対策をとるもなかなか被害はおさまらない。可哀そうなヒヨコたち、憎いイタチ。頭の中はそんなことでいっぱいだったのだが、ふとした考えが思いついた。
「本当にイタチは悪なのか」
種まき
あらすじ:家のすぐ前にある畑で毎年春になると短い畝を数本立てて大根やニンジンなどの種をまきます。ふと、畝の上を見ると「ウリ坊」の足跡…?それは長男のいたずらでした。穏やかな我が家のある一日です。
稲刈り
あらすじ:ある日息子を祖母に預けているとその日は稲刈りで、作業中ずっと祖母の背中にへばりついていたという息子。20数年前、たしかに僕もこうして祖父母の稲刈りにくっつき、サイズの合わない大きな軍手をはめて役に立ちもしないのに手伝っていた…。
「こんなもん育てて何の意味があんだ。」
あらすじ:収穫を迎えた今日でさえ祖母は僕にそういった。かつて相馬にあったといわれる相馬唯一の伝統野菜「相馬土垂(そうまどだれ)」。なぜ、相馬土垂は姿を消したのか。先祖から受け継いだこのわずかな種を、僕たちは今、守っていかなければいけない。
トーマスが死んだ
あらすじ:我が家のニワトリ小屋でネズミ番をしていた猫のトーマスが死んだ。「トーマスまだ寝てるよー」と笑う息子に、トーマスは寝ているのではないことを告げた。「トーマスは神様になるんだよね?神様はどこにいるの?コッコも神様になるの?」
あれから10年
あらすじ:僕が農家になるきっかけの一つとなった東京池袋のホームレス支援団体「てのはし」さんとの再会。
10代だった当時の僕の「いつかまた戻ります」。その「いつか」は、意外な形で、そしてあまりにも偶然すぎる、ちょうどあの日から10年後の僕の誕生日にやってきました。
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